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結婚したくなかった頃 [小梅]

ふと、思う。
娘は私を見て、本当のところどう思っているのか、と。
毎日毎日、罵詈雑言を浴びせられているから・・・


中学生ぐらいの頃、私は母を見て結婚したくないと思っていた。
これは、たまたま当時、タイトルだけで選んで読んだ本のせいだったかもしれない。


幸福の限界 (1948年)

幸福の限界 (1948年)

  • 作者: 石川 達三
  • 出版社/メーカー: 蜂書房
  • 発売日: 1948
  • メディア: -



そもそも、戦後すぐぐらいに書かれたもので、今の時代から考えると本当にばかばかしいのだけれど、
結婚すると「妻は性生活を伴う女中」みたいなことを書いていて(正直それしか覚えていない)
「性生活」は知らないけれど、実際に母の生活を見ていると女中のように見え、何が楽しいんだかわからなかった。

その家独自のしきたりのようなものは、家の中に入ってみなければわからない。
我が家は変わっていたのかもしれない。家族には私が一番変わっていると言われていたけれど・・・

大人になって、いろんな友人のお宅にお邪魔して、そのお母様たちとお話するうちに
人それぞれ、別に結婚しても自分らしく生きることができる場合もあることを知った。当たり前だけど!


娘はまだ男子に興味もないようだし、結婚したくないと言っている。
親を見て結婚したくないと言ってほしくない。
いろいろな種類の大人を見て成長していってほしいと思う。
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コメント 2

kyao

うーん、そかー、結婚したくないって思ってしまうこともあるんだと、りんたろさんの記事を拝見して思いました。
小学生の頃、男子を見るたびにバカみたいにはしゃぎまわったりしているのを見て、ものすごい嫌悪感を覚えたことがありました(笑)。
もちろん、その頃は結婚なんて考えられなかったわけですが(というか、側に寄るのもイヤでした)、好きな人が出来てからは、単に「好きな人と一緒にいたい」という思いだけで結婚したいと思うようになってました。(^^ゞ

たしかに今の自分が家政婦とどう違うかと言われれば、あまり変わらないような気がしますね(笑)。現実、今の生活が楽しいとは感じていませんし。(^^ゞ

ただ、ひとつ言えることは、今のりんたろさんを見て、お子さんたちが「結婚したくない」とは決して思わないということ。
私がお子さんの立場なら、パソコン使ってブログ更新しているお母さんって格好良いと思うから。(^^)
by kyao (2008-08-05 08:21) 

りんたろ

>「好きな人と一緒にいたい」
ずっと好きな人と一緒にいるためには結婚がベストです。
でも、一番好きな人には舞台裏を見せたくない気持ちも強かったり・・・話がそれますが、このことについてはまた別の機会に記事にしてみたいと思います。

>今の生活が楽しいとは感じていませんし
いえいえ、これからですよ。
昔の女の人は一生の間に自分の意思で自分をどうこうできなかったように思えますが、今はいろいろな選択肢を自分で選ぶことができます。
娘がこれからどんな道を進むかはわかりませんが、結婚するという選択もその中にあってほしいと思います。

>お母さんって格好良いと思うから
一言で「ヘン」と言い切られました。
両親からも娘からも「ヘン」って言われる私って・・・
by りんたろ (2008-08-05 21:20) 

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